このページは、新燃岳の火山活動(2025年6月22日~)の状況について日ごとに整理したものです(新しい日付を上にしています)。現状把握や、これまでの活動の推移の確認の際にご活用ください。ニュース記事のリンク切れについてはご容赦ください。
現在の状況【7月24日(木)10:00現在】
■7月4日頃以降~現在までの噴火の様子
・7月4日以降は、それまでの連続的な噴煙とは打って変わって、火口から斜め方向に噴煙が上がり、火口から噴きこぼれるような噴火を時々発生させています。
・爆発がないときは、白色の噴煙を上げ続けています。
■6月22日~7月3日頃までの噴火の様子
・この期間は、火口縁上1000m前後の低い噴煙を連続的に上げる噴火でした。
・日を追うごとに噴煙の高さが高くなり、7月2日に火口縁上2800m、7月3日に火口縁上5000mまで噴煙が上昇しました(いずれも最大の高さ)。
・火口に近いところの風下側では多量の降灰が見られました。
■注意事項
・今のところ、霧島山の麓に大きな影響を及ぼすような噴火にはなっていませんが、7月以降に噴出した火山灰には、今回新たに地下に供給されたマグマに由来すると考えられる粒子の割合が増えています。
・新燃岳では過去に、小規模噴火が続いた後にはっきりした前触れを伴わないまま本格的なマグマ噴火に至った例があるので、今後の推移には注意が必要です。
・火口に近いところでは、火山弾(放物線を描いて飛んでくる大きな岩石)にご注意ください。火山弾は風向きに関わらず飛んできます。新燃岳の2011年の噴火では、火口中心から3.2kmのところに火山弾が落下しました。
・風下側では、火山れき(小石)や火山灰にご注意ください。風向きを事前にご確認ください。
・火砕流は噴煙が火山の斜面を駆け下る現象で、地形的に低いところに向かって流れます。霧島火山防災マップをご確認ください。
・7月10日に霧島川の支流で土石流の発生が確認されました。他の河川でも火山噴出物が堆積した後に雨が降ると土石流が発生する可能性がありますので、ご注意ください。
・噴火開始以降、多量の火山ガス(二酸化硫黄)が観測されています。場所によっては高い濃度が観測されていますので、風向きや地形(火山ガスは空気より重いので地形的に低いところに滞留しやすい)にご注意ください。
■観光について
(1)新燃岳から十分に離れたところでの観光を予定されている方へ
・基本的に、これまで通りの観光が可能です。最新の火山情報や上空の風向きにはご注意ください。
・一方で、2011年の噴火のような本格的なマグマ噴火に至った場合は状況が変わりますので、あらかじめ留意してください。
(2)霧島山への登山や新燃岳に近いところでの観光を予定されている方へ
・霧島山周辺の立入規制は、新燃岳火口中心から3kmの範囲に設定されています(規制図)。
・上記の注意事項を十分にご理解の上、最新の火山情報や上空の風向き、新燃岳火口中心からの距離などを事前に確認してください。
・新燃岳周辺の一部道路には火山灰が堆積しているところがあるため、通行の際はご注意ください。
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7月24日(木)
ニュース記事(●:専門家による解説あり,◎:映像あり )
・宿泊施設に病院、共同浴場、家庭向け232世帯…新燃岳噴火で止まっていた温泉がまた出る――仮復旧、今後は迂回ルートで安定供給へ(6:30 南日本新聞)
・●◎火山観測でドローンが活躍、新燃岳噴火の瞬間撮影も ヘリより近くで(7:00 朝日新聞)
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7月23日(水)
レポート
・噴火が断続的に発生
・16:00 気象台の発表
ニュース記事(●:専門家による解説あり,◎:映像あり )
・●新燃岳噴火1カ月、断続的活動続く マグマ上昇、対流か(6:00 宮崎日日新聞)
・新燃岳噴火1カ月 地元・高原町の観光や宿泊、風評で打撃(9:33 宮崎日日新聞)
・●専門家「下から上がってきたものが出口を探している」 霧島連山・新燃岳噴火から1カ月 活動長期化のおそれも(14:54 KTS鹿児島テレビ)
・新燃岳 活発な火山活動続く 引き続き大きな噴石などに警戒を(17:01 NHK)
・●「『マグマ水蒸気噴火』に移行しつつある」新燃岳の噴火から1か月 専門家の最新分析(19:02 MRT宮崎放送)
・◎新燃岳の影響で停止していた温泉の供給が再開 配管の仮復旧完了(19:24 KYT鹿児島読売テレビ)
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7月22日(火)
レポート
・噴火が断続的に発生
ニュース記事(●:専門家による解説あり,◎:映像あり )
・霧島連山・新燃岳で連続噴火 噴煙は最高1400メートル 約4時間半続く(7:00 南日本新聞)
・◎新燃岳 火山灰で土砂災害のおそれ 鹿児島県が緊急対策実施へ(11:21 NHK)
・●◎新燃岳 噴火から1か月 “火山灰降らせる噴火 続く可能性も”(16:10 NHK)
・◎新燃岳噴火から1か月 学校が夏休み控えた児童に注意呼びかけ(19:02 NHK)
・●◎新燃岳 7年ぶりの噴火から1カ月 活動長期化のおそれも 専門家「生きている山に近づいている自覚を持って」(19:44 KTS鹿児島テレビ)
・◎新燃岳噴火1か月 「バケツに水溜め行水」温泉供給停止で風呂に入れず 農業影響も続く(19:54 MBC南日本放送)
・●◎新燃岳7年ぶりの噴火から1か月 今後の見通しは 火山の専門家・井村隆介准教授が解説(20:18 MBC南日本放送)
・●霧島連山・新燃岳、地下深部の膨張なお続く 7年ぶり噴火から1ヵ月 少しの雨で土石流の懸念も マグマ噴火に移行か見通せず(21:47 南日本新聞)
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7月21日(月)
レポート
・気象台の発表によれば、03:20に発生した噴火が20:00まで継続
・16:00 気象庁による解説情報
ニュース記事(●:専門家による解説あり,◎:映像あり )
・霧島連山・新燃岳でまた連続噴火 約5時間半発生 火山性微動で判断 噴煙は雲に隠れ確認できず(6:00 南日本新聞)
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7月20日(日)
レポート
・気象台の発表によれば、14:55に発生した噴火が20:30まで継続
ニュース記事(●:専門家による解説あり,◎:映像あり )
・気象台 新燃岳が「噴火したもよう」(15:14 MRT宮崎放送)
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7月19日(土)
レポート
・噴火に関する情報なし(気象台の発表なし)
ニュース記事(●:専門家による解説あり,◎:映像あり )
・堆積続ける新燃岳の火山灰「雨で流出の危険」――鹿児島県が土砂除去へ緊急工事、月内にも着工(6:23 南日本新聞)
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7月18日(金)
レポート
・気象台の発表によれば、00:46に噴火は停止したもよう
・16:00 気象庁による解説情報
ニュース記事(●:専門家による解説あり,◎:映像あり )
・◎新燃岳噴火の降灰で授業に影響が出た霧島市の小学校で終業式(12:02 NHK)
・◎噴火が続く新燃岳 霧島川は火山灰で濁り増水「3連休だがまた断水心配」鹿児島(19:47 MBC南日本放送)
・新燃岳連続噴火「停止したもよう」――鹿児島地方気象台が発表「噴煙が見えなくなり空振が発生しなかった」(22:18 南日本新聞)
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7月17日(木)
レポート
・6:40頃と9:30頃に、それぞれ単発の爆発が発生、噴煙は北側へ
ニュース記事(●:専門家による解説あり,◎:映像あり )
・休業した「神乃湯」も再開へ――新燃岳噴火で損傷した温泉管、8月上旬にも復旧 霧島市が仮設へ3000万円を追加(6:30 南日本新聞)
・◎霧島連山・新燃岳 噴煙の高さ1500m 連続噴火続く 鹿児島(12:10 KTS鹿児島テレビ)
・◎都城 新燃岳噴火に備え 火山灰取り除く清掃車の操作訓練(12:41 NHK)
・◎新燃岳は噴火が続く 大規模な噴火に備え 都城市で路面清掃車の操作方法を学ぶ訓練(19:05 MRT宮崎放送)
・新燃岳、噴煙最大1500メートル 15日からの連続噴火止まず 火口から2キロは火砕流に警戒 降灰は宮崎・小林市方向へ(22:34 南日本新聞)
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7月16日(水)
レポート
・山の天気が悪かったが、噴煙が確認されたとのこと(16:00 気象庁発表)
・二酸化硫黄ガス1600トン(15日の測定)
ニュース記事(●:専門家による解説あり,◎:映像あり )
・“灰の雨”に対応追われる農業関係者 川は濁り、田んぼに水引けず 摘み取った茶葉は洗浄 霧島連山・新燃岳の大量降灰(6:30 南日本新聞)
・◎新燃岳噴火の降灰で校内プール使えず 屋内プールで水泳授業(15:27 NHK)
・新燃岳 活発な火山活動続く 噴火警戒レベル3 警戒呼びかけ(17:17 NHK)
・新燃岳の噴火活動“今後も注意深く監視” 気象庁 専門家と検討(18:06 NHK)
・●新燃岳の火山活動 気象庁が専門家会議「2011年と同じ推移をたどるか予測難しい」 (19:00 UMKテレビ宮崎)
・●◎新燃岳 16日も噴火が続く 専門家「小さな噴火が長期的に続く可能性」との見解(19:03 MRT宮崎放送)
・●◎専門家「当初からマグマ関与の可能性」 新燃岳の噴火受け気象庁で臨時会議(19:16 KTS鹿児島テレビ)
・◎農家は一安心 鹿児島・霧島市の一部地域で水田への取水再開 新燃岳の火山灰影響で一時停止 5日ぶりに再開(19:16 KTS鹿児島テレビ)
・◎霧島市 「温泉の復旧 3週間以内に」(20:05 KKB鹿児島放送)
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7月15日(火)
レポート
・午後から山の天気が回復し、時々発生する斜め方向に噴き上がる噴煙を確認

ニュース記事(●:専門家による解説あり,◎:映像あり )
・◎新燃岳 再び噴火したもよう(11:51 KYT鹿児島読売テレビ)
・◎新燃岳・トカラ列島近海地震情報 【鹿児島】(11:55 KTS鹿児島テレビ)
・新燃岳噴火した模様 噴煙は宮崎県方向へ 鹿児島(12:11 MBC南日本放送)
・◎新燃岳の火山灰で断水・温泉供給できず…霧島市は農業用水への影響懸念し水質調査(18:35 KKB鹿児島放送)
・●◎活発な火山活動続く新燃岳 15日も昼頃から連続噴火 国土交通省が上空調査 噴火警戒レベル3が継続(18:43 KYT鹿児島読売テレビ)
・◎「夏休みまで続くと死活問題」新燃岳の火山灰影響 霧島市の一部で断水続く 休業決めた旅館も 観光地(18:47 KYT鹿児島読売テレビ)
・●新燃岳 断続的に噴火が継続 専門家2人が上空から火山灰の堆積状況を確認「土砂が流出しやすい状況に」(19:01 MRT宮崎放送)
・●◎新燃岳で断続的に噴火 断水・温泉供給停止の影響続く「上流で土石流か」(19:41 MBC南日本放送)
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7月14日(月)
レポート
・噴火が断続的に発生も、噴煙高度は火口縁上300m程度にとどまる(16:00 気象庁発表)
調査研究機関による発表
・新燃岳でのドローン+SelPSによるCO2同位体観測 速報(名古屋大学・産業技術総合研究所 地質調査総合センター)※PDFファイル
→火山ガスの測定結果から、火山ガスが放出直前に山体内で冷却されている可能性が指摘されています。新燃岳の山体内には地下水層が枯れずに依然として存在しているようです。
・新燃岳2025年7月5〜9日噴火の火山灰構成粒子の特徴(産業技術総合研究所 地質調査総合センター)※PDFファイル
→7月5日~9日の火山灰粒子の構成物は、7月4日~6日と比較して大きな変化はないようですが、7月8日の噴出物中には白色の発泡した粒子が極少量含まれていました。
ニュース記事(●:専門家による解説あり,◎:映像あり )
・霧島 観光ブルーベリー園オープン 家族連れが収穫に訪れる(15:40 NHK)
・新燃岳 断続的に噴火観測 活発な火山活動が続く(17:02 NHK)
・新燃岳の火山灰で断水被害拡大 霧島市が温泉配管復旧などに約9200万円を専決処分(18:44 KYT鹿児島読売テレビ)
・◎新燃岳の噴火による火山灰で温泉の供給止まる…連休前に霧島の観光に打撃(18:53 KKB鹿児島放送)
・◎霧島連山・新燃岳周辺 農業用かんがい施設が破損、新たに断水も 新燃岳噴火の火山灰が影響か(19:02 KTS鹿児島テレビ)
・◎雨で水道管流され再び断水 コメ農家「かつて経験したことない」新燃岳の影響続く 鹿児島(19:43 MBC南日本放送)
・霧島連山・新燃岳で断続的な噴火続く――堆積した火山灰は川に流れ、温泉管や水道管を損傷 霧島市が復旧予算9261万円を専決処分(21:30 南日本新聞)
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7月13日(日)
レポート
・山の天気が悪く、火口の様子は不明も、噴火は継続しているとのこと(気象庁発表)
ニュース記事(●:専門家による解説あり,◎:映像あり )
・新燃岳7年ぶり噴火から3週間 13日も噴火 火山灰による断水で給水所 灰は宮崎方向に 鹿児島県霧島連山(10:01 MBC南日本放送)
・鹿児島霧島市で断水や温泉供給停止 新燃岳噴火、復旧見通し立たず(10:30 朝日新聞)
・◎新燃岳噴火の降灰による断水 霧島市の一部の住宅で解消(15:45 NHK)
・◎新燃岳火山灰の影響で断水 霧島神宮台の10軒で復旧作業が完了し断水解消 霧島自治会地区では断水続く(19:54 KYT鹿児島読売テレビ)
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7月12日(土)
レポート
・山の天気が悪く、火口の様子は不明も、14:35に噴火したもよう(気象庁発表)
ニュース記事(●:専門家による解説あり,◎:映像あり )
・7年ぶりの噴火続く新燃岳 霧島連山、降灰多く大規模化も(16:09 共同通信)
・◎新燃岳の噴火に伴う火山灰の影響…霧島市で水道や温泉の断水続く(17:55 KYT鹿児島読売テレビ)
・新燃岳噴火 コメ作りに影――火山灰や石が取水口ふさぐ 田へ水供給できず「人力で取り除くのは難しい」 霧島町田口水利組合64ha(21:49 南日本新聞)
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7月11日(金)
レポート
・山の天気が悪く、火口の様子は不明も、10:15に噴火したもよう(気象庁発表)
・報道によれば、鹿児島空港方面に降灰
調査研究機関による発表
・<速報>新燃岳などの九州南部の火山起源のPM2.5高濃度事象 ー長崎大学における2025年7月1日~5日の観測結果ー(長崎大学)
→新燃岳などの九州南部の火山から放出されたと考えられる二酸化硫黄が九州西部にから北部に輸送され、火山ガスの化学反応により二次的に生成した微小な粒子がPM2.5の増加に寄与したと推察されました。
ニュース記事(●:専門家による解説あり,◎:映像あり )
・新燃岳が「噴火したもよう」気象庁発表 鹿児島・宮崎(11:12 MBC南日本放送)
・新燃岳が再び噴火した模様 厚い雲に覆われ状況は確認できず 鹿児島空港の周辺で降灰を確認(12:19 KYT鹿児島読売テレビ)
・◎霧島市 新燃岳噴火の降灰で水道や温泉配管損傷 断水や休業(18:21 NHK)
・◎新燃岳 11日も上空から噴煙の目撃情報 噴火発生か 警戒を(18:39 NHK)
・●新燃岳の噴火に“高温のマグマ”が深く関与 マグマ噴火に移行した2017年の約2倍の比率で“高温火山ガス成分”(19:53 KYT鹿児島読売テレビ)
・新燃岳の火口“雲隠れ”で「状況不明」――11日朝は民間航空機の情報で「噴火したもよう」、その後見えず 鹿児島地方気象台(20:57 南日本新聞)
・灰を流したくても水が出ない――新燃岳噴火で「断水」が発生 続いた灰に雨、土砂や木々も巻き込み配管傷つける? 霧島市(22:03 南日本新聞)
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7月10日(木)
レポート
・山の天気が悪く、火口の様子は不明も、15:00に噴火停止と気象庁発表
・17:30頃、霧島川の支流で土石流が発生し、水道や温泉の配管が損傷
・霧島神宮周辺の地域で断水や施設の休業が発生
調査研究機関による発表
・新燃岳2025年7月4~6日噴火の火山灰構成粒子の特徴(産業技術総合研究所 地質調査総合センター)※PDFファイル
→7月2日の火山灰と同様に発泡痕をもつ新鮮な黒色~暗褐色ガラス片(つまりマグマ)が含まれています。
→これまでは見られなかったガラス光沢を有する緻密な黒色~暗褐色岩片が出てきており、今回新たに地下に供給されたマグマからガスが抜けてマグマが結晶化していっている可能性が示唆されています。
ニュース記事(●:専門家による解説あり,◎:映像あり )
・〈上空ルポ〉山肌むき出しの悪石島、異臭が鼻つく新燃岳――トカラ頻発地震、専門家「明らかにメカニズムが違う」 何かしらの〝流体〟の可能性を指摘(11:37 南日本新聞)
・新燃岳噴火でキャンセル 霧島の老舗旅館が割引プラン(14:13 NHK)
・◎新燃岳 噴煙5000mの噴火から1週間 引き続き警戒を(14:13 NHK)
・●新燃岳 専門家「浅部膨張したらマグマ噴火も」(18:12 NHK)
・●◎新燃岳 噴煙5000mの噴火から1週間 溶岩流伴う噴火の想定も(19:53 NHK)
・●新燃岳、噴火活動の場所が移る――溶岩に開いた穴から噴煙か 産総研が調査 再開した連続噴火は再び停止(22:45 南日本新聞)
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7月9日(水)
レポート
・山の天気が悪く、火口の様子は不明も、噴火は継続中とのこと(16:00 気象庁発表)
・二酸化硫黄ガス900トン(7日の測定)
ニュース記事(●:専門家による解説あり,◎:映像あり )
・新燃岳で続く噴火、住民「雪みたいに灰が」 新しいマグマが影響か(11:00 朝日新聞)
・◎霧島連山・新燃岳 気象庁「マグマの関与強い噴火に変わってきている」 採取した火山灰から新しいマグマ性物質を検出【きょう~あす10日の降灰予想】(15:53 MBC南日本放送)
・新燃岳 火山活動が活発な状態続く 周辺では引き続き警戒を(18:02 NHK)
・連続噴火続く 新燃岳 「よりマグマの関与が強い噴火に変わってきている」気象庁が見解(19:18 MRT宮崎放送)
・新燃岳 噴火続く 9日午後6時~10日正午まで西の方向に80~110kmの範囲で降灰の予想(19:21 MRT宮崎放送)
・◎新燃岳の降灰 お茶畑にも…(20:00 KKB鹿児島放送)
・●新燃岳、噴火に「マグマの関与」強まる 産総研が噴出物を分析 ドローンでも観測「深部からの継続的な供給を示唆」(22:03 南日本新聞)
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7月8日(火)
レポート
・午前5時台~6時台に、6日に見られたような爆発が連続して発生
・噴煙の高さは最大で、火口縁上1800m
調査研究機関による発表
・新燃岳ドローン観測報告:7月6日の火口の状況と爆発的噴火発生の瞬間(速報)(産業技術総合研究所 地質調査総合センター)※PDFファイル
→上空から撮影された新燃岳火口と爆発的噴火の様子が鮮明に記録されています。当初噴煙を上げていた北東部の火孔列と、7月3日夜以降の新しい火孔列の位置関係も分かります。
・新燃岳でのドローンによるマルチガス観測(2025年7月5日) 速報(産業技術総合研究所 地質調査総合センター)※PDFファイル
→マグマから分離したガスが上がってきていますが、ガスは地下水層の影響を受けているようです。
・新燃岳2025年7月2日〜4日の火山灰構成粒子の特徴(産業技術総合研究所 地質調査総合センター)※PDFファイル
→6月までの火山灰と比べて、7月2日の火山灰には発泡痕をもつ新鮮な黒色~暗褐色ガラス片(つまりマグマ)の割合が増えたことが分かりました。
ニュース記事(●:専門家による解説あり,◎:映像あり )
・新燃岳連続噴火 発生11日目に途切れたか 気象台「停止したもよう」発表――3時間後に再び噴火「関連を断定できない」(6:07 南日本新聞)
・新燃岳で噴煙1600m 噴火続く【きょう8日の降灰予報】鹿児島・宮崎(7:51 MBC南日本放送)
・新燃岳で再び連続噴火続く 噴煙1800m 鹿児島・宮崎【8日・9日の降灰予報】(11:20 MBC南日本放送)
・◎停止から約3時間後に再び噴火 霧島連山の新燃岳 気象庁「地殻変動については引き続き膨張続く」(18:20 UMKテレビ宮崎)
・新燃岳の噴火活動 “よりマグマの関与の強い噴火に変化” 気象庁が分析(19:16 日テレ)
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7月7日(月)
レポート
・6/27からの噴火が継続(16:00 気象庁発表)
・噴煙の高さは低い状態が続く
調査研究機関による発表
・九州地方で続く大気の霞み、新燃岳の噴煙が原因(福岡大学)
・新燃岳における新たな火孔列の形成(速報)(産業技術総合研究所 地質調査総合センター)※PDFファイル
・新燃岳における新たな火孔列の形成(続報)(産業技術総合研究所 地質調査総合センター)※PDFファイル
ニュース記事(●:専門家による解説あり,◎:映像あり )
・新燃岳 噴火続く 7日は南~南西の方向に降灰の予想(12:22 MRT宮崎放送)
・●◎「火山弾が火口から3キロ以上飛ぶ可能性も」 霧島連山・新燃岳で火砕流か 専門家は… 鹿児島(13:58 MBC南日本放送)
・◎【緊急取材】霧島連山「新燃岳」が7年ぶりに噴火 登山道は閉鎖・麓の町は火山灰で真っ白に…現地の様子と観光地への影響は?(18:17 KTS鹿児島テレビ)
・●◎新燃岳噴火続く 専門家ヘリリポート「火砕が流れた」「さらに大きな噴火の可能性も」(18:22 MBC南日本放送)
・◎新燃岳噴火による大量の降灰 地域の農業にも影響 川の水に濁り 【鹿児島】(18:40 KTS鹿児島テレビ)
・◎新燃岳で列状の新たな噴出口 活発な火山活動続く 火口南側では火砕流か(18:59 KKB鹿児島放送)
・●◎新燃岳の連続噴火が発生して10日 観光に影響旅館が新キャンペーン(19:10 KYT鹿児島読売テレビ)
・◎新燃岳 気象台「午後5時半前 連続噴火停止したもよう」発表(19:14 NHK)
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7月6日(日)
レポート
・6/27からの噴火が継続(噴煙の高さは最大で火口縁上1400メートル)
・昨日(7月5日)より、連続的に噴煙を上げる噴火から、時々爆発を繰り返す噴火(火砕流を伴う)に変化
・火山性地震回数は不明(連続的に火山性微動が観測)


ニュース記事(●:専門家による解説あり,◎:映像あり )
・「ピンチをチャンスに」――観光業困らせる“灰の雨” 降った方がお得なプラン登場 連続噴火の新燃岳、ふんばる地元(6:30 南日本新聞)
・◎連続噴火が続く新燃岳 降灰が川へ 農業に影響も 鹿児島(12:24 KKB鹿児島放送)
・●◎新燃岳で「火砕流」か 大量の火山灰とガスが火口から流れ下る 専門家「今後、警戒範囲超える可能性も」(17:06 MBC南日本放送)
・◎新燃岳 火山活動活発な状態続く(18:14 NHK)
・新燃岳 噴火から2週間 噴煙が1400メートルの高さまで上がる 小林市と都城市でやや多量の降灰予想(18:22 MRT宮崎放送)
・霧島山・新燃岳で噴火が継続 小規模な火砕流とみられる現象も(18:31 ウェザーニュース)
・新燃岳噴火、火山灰が山肌を流れ下る――気象台「火砕流ではない」 山体膨張の傾向を確認、連続噴火は10日間継続〈6日午後8時現在〉(21:13 南日本新聞)
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7月5日(土)
レポート
・6/27からの噴火が継続
・噴煙の高さは最大で火口縁上1500メートル
・火山性地震回数は不明(連続的に火山性微動が観測)
・霧島山の南側の天降川水系の一部河川で火山灰の混入による「にごり」あり
・鹿児島空港発着便への影響はほぼなくなる
・霧島連山周遊バスが7月5日から通常運転に
現地調査
・天降川水系の一部河川の水が灰色ににごっていました。新燃岳の火山灰の混入によるものと考えられます。




ニュース記事(●:専門家による解説あり,◎:映像あり )
・●◎「新しいマグマが溜まってきている」新燃岳の地下深くに「マグマだまり」えびの岳からマグマが供給されれば大規模噴火の恐れも 専門家が解説(5:00 UMKテレビ宮崎)
・新燃岳に近い小林市に発令の「二酸化硫黄注意報」解除(11:02 NHK)
・火山とともに生きる――灰を巻き上げ走る車、かすむ街は「白一色」 最大噴煙5000m…生活を直撃〈写真ルポ=新燃岳連続噴火やまず〉(11:17 南日本新聞)
・◎新燃岳の連続噴火継続 降灰は宮崎方面で鹿児島空港では平常運航 気象台「火口の北東だけでなく南東からも噴煙」【きょう・あすの降灰予報】(19:01 MBC南日本放送)
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7月4日(金)
レポート
・6/27からの噴火が継続(16:20 気象庁発表)
・噴煙の高さは最大で火口縁上3300メートル
・火山性地震回数は不明(連続的に火山性微動が観測)
・火口周辺で多量の降灰
・小林市に二酸化硫黄注意報(18:50発令⇒翌2:15解除)
現地調査
・7月2日~4日にかけて多量の降灰があった霧島温泉郷周辺を調査しました。この一帯には厚さ数mm程度の火山灰が積もっており、一部の道路の白線が見えにくなっていました。車で通行される場合はご注意ください。
・ここ数日、霧島山の近くだけでなく、山麓一体の空が白くぼんやりとしており、まるでかすみがかかり続けているように見えます。これは、二酸化硫黄を含む火山ガスと、それが大気中で反応してできた微粒子(エアロゾル)からなる火山性スモッグではないかと思われます(7月7日の福岡大学のプレスリリース)。
・午後、都城市内の学校の会議に出席した後、校舎から外に出ると火山ガス臭を感じました。火山ガスの影響は広範囲に及んでいるようです。


ニュース記事(●:専門家による解説あり,◎:映像あり )
・連日の“灰の雨”山から轟く「ゴォー、ゴォー」――空の便90便欠航、足止め客続出 〈新燃岳噴煙5000メートル〉(6:30 南日本新聞)
・◎新燃岳で噴煙が火口から5000メートルまで上がる…6月27日から連続噴火・活発な火山活動続く 3日鹿児島空港発着の56便が欠航(6:38 KTS鹿児島テレビ)
・新燃岳が噴火し噴煙5000m、2018年4月以来の規模…鹿児島空港は降灰で40便以上が欠航(9:57 読売新聞)
・◎「ゴーという不気味な音」新燃岳で7年ぶり噴煙高さ5000mに 大量の火山灰で…住民の生活や鹿児島空港の運航に影響【news23】(10:45 TBS)
・襲う多量の降灰「客を迎え入れる状態ではない」――温泉宿へ予約キャンセルも「長引けば風評被害が心配」〈新燃岳噴火5000m〉(11:14 南日本新聞)
・霧島連山・新燃岳噴火 きょうも火山灰で鹿児島空港欠航相次ぐ(11:55 日テレ)
・新燃岳 噴煙が1300メートルの高さまで上がる 小林市では多量の降灰 都城市、えびの市、高原町で少量の降灰予想(12:13 MRT宮崎放送)
・新燃岳連続噴火から1週間 降灰で鹿児島空港42便欠航 生活への影響続く 鹿児島(16:04 MBC南日本放送)
・◎新燃岳 3日の噴火で広範囲で降灰確認 噴火警戒レベル3継続(17:43 NHK)
・霧島山・新燃岳 噴煙が火口上3000m超 噴火が継続中(17:45 ウェザーニュース)
・◎新燃岳で噴火 噴煙3300メートルまで上昇 多量の降灰予想(18:17 NHK)
・新燃岳で噴火 噴煙3300メートル超 多量の降灰予想(19:28 NHK)
・●◎トカラ列島震度6弱に新燃岳の連続噴火 専門家「2つの現象はたまたま時期が一致しただけ」(19:41 MBC南日本放送)
・高さ5000m、新燃岳の噴煙写真公開 鹿児島空港発着で欠航相次ぐ(20:40 毎日新聞)
・◎7年ぶりに5000メートルの噴煙 新燃岳連続噴火 交通、観光に影響(20:46 KTS鹿児島テレビ)
・新燃岳に近い小林市に「二酸化硫黄注意報」火山ガスの影響か(21:02 NHK)
・続く噴火、街が「灰色」の世界に――新燃岳、連続噴火が7日継続 空の便は約3分の1が欠航(21:58 南日本新聞)
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7月3日(木)
レポート
・6/27からの噴火が継続(16:10 気象庁発表)
・噴煙の高さは最大で火口縁上5000メートル(13:49から一時的に噴煙量増大、噴煙も高く上がる)
・噴煙量増大時に周辺山麓で鳴動
・火山性地震回数は不明
・火口の南西側にあたる霧島市牧園町で多量の降灰
・昨日に引き続き、鹿児島空港の発着便に欠航が相次ぐ
・霧島連山周遊バスが7月3日10:30丸尾発の便から当分の間運休に→7月5日から通常運転
調査研究機関による発表
・新燃岳 2025 年 6 月 26~28 日噴火の火山灰構成粒子の特徴(産総研 地質調査総合センター)※PDFファイル
ニュース記事(●:専門家による解説あり,◎:映像あり )
・噴煙2800メートル、鹿児島空港は65便欠航 噴火やまない新燃岳 火山性地震は2890回に(6:00 南日本新聞)
・霧雨のように降る灰…慣れた住民でも「こんなのは初めて」 連続噴火の新燃岳 小学校は授業中断 マスク着ける住民(6:30 南日本新聞)
・霧島連山・新燃岳の噴火継続 火山灰で鹿児島空港は欠航相次ぐ 45便以上(8:51 MBC南日本放送)
・新燃岳で噴火続く 鹿児島市まで降灰予想【きょう・あすの降灰予報】鹿児島・宮崎(9:59 MBC南日本放送)
・霧島連山・新燃岳がまた噴火、噴煙が2800mの高さに…火山灰の影響で鹿児島空港発着便は欠航相次ぐ(10:12 読売新聞)
・霧島・新燃岳、噴煙最高2800メートル 鹿児島空港、欠航相次ぐ(10:43 宮崎日日新聞)
・新燃岳の噴火続く 霧島などで多量の降灰の予想も 警戒を(11:07 NHK)
・◎霧島連山・新燃岳の噴火継続 火山灰で鹿児島空港は欠航相次ぐ 52便(12:08 MBC南日本放送)
・霧島連山・新燃岳噴火で噴煙1500m 火山灰で鹿児島空港欠航相次ぐ(12:30 日本テレビ)
・霧島連山・新燃岳2800m噴煙、麓の宮崎県高原町は防災無線で注意呼びかけ…火山性微動も時々発生(13:44 読売新聞)
・新燃岳で噴煙5000メートル 連続噴火続く 鹿児島・宮崎・熊本に降灰予報(14:19 MBC南日本放送)
・【速報】霧島連山・新燃岳で噴火 噴煙5000メートルまで上がる(14:29 KKB鹿児島放送)
・噴火続く新燃岳 噴煙が5000メートルに 多量の降灰が予想(14:40 南日本新聞)
・噴火が続く霧島山・新燃岳 噴煙が5000mまで上がる(15:37 ウェザーニュース)
・噴火続く新燃岳、噴煙5000メートルに 多量の降灰も予想(16:01 朝日新聞)
・噴火活動続く新燃岳 2日午後には噴煙が5000メートルまで上がる 鹿児島県霧島市では多量の降灰確認(16:32 西日本新聞)
・◎新燃岳が噴火 噴煙5000メートルに(18:57 テレビ朝日)
・◎新燃岳が噴火 噴煙5000mに 霧島などで多量の降灰の予想(20:28 NHK)
・●〈詳報〉噴煙5000メートルの新燃岳、本格的噴火の可能性は? 専門家「一段と高まった」 山体深部の膨張から1年後の例も(22:52 南日本新聞)
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7月2日(水)
レポート
・6/27からの噴火が継続(16:00 気象庁発表)
・噴煙の高さは最大で火口縁上2800メートル(11:43から一時的に噴煙量増大、噴煙も高く上がる)
・火山性地震153回/日
・火口の南西側にあたる霧島市牧園町で多量の降灰
・鹿児島空港において午後からの発着便に欠航が相次ぐ


調査研究機関による発表
・新燃岳 2025 年 6 月 26 日噴火の火山灰構成粒子の特徴(産総研 地質調査総合センター)※PDFファイル
ニュース記事(●:専門家による解説あり,◎:映像あり )
・新燃岳の連続噴火おさまらず 噴煙1100m【きょうの降灰予報 鹿児島・宮崎】火山性地震70回と多い状態続く(8:38 MBC南日本放送)
・新燃岳の噴火続く 噴煙は1100㍍超 降灰は鹿児島市まで予想(7月2日午前9時現在)(11:42 西日本新聞)
・新燃岳 火口から2800メートルまで噴煙あがる(12:05 MRT宮崎放送)
・噴火が続く霧島山・新燃岳 昼前からは噴煙が3000m近くまで上がる(12:20 ウェザーニュース)
・新燃岳噴火 警察 消防などに被害の情報なし(正午時点)(12:23 NHK)
・◎新燃岳で噴火 霧島などでやや多量の降灰予想(12:23 NHK)
・【新燃岳 降灰予想】火口から2800mの高さまで噴煙上がる 2日正午から午後6時までは南西の方向に20~30kmの予想(13:08 MRT宮崎放送)
・◎先月から噴火続く霧島連山・新燃岳 噴煙高さ2800メートルまで上がる 多量の降灰が鹿児島県霧島市と宮崎県小林市に予想される(13:52 MBC南日本放送)
・鹿児島空港 新燃岳噴火の火山灰の影響でJAL東京便欠航(15:57 MBC南日本放送)
・◎連続噴火の新燃岳で噴煙高さ2800m 温泉街に多量の降灰 鹿児島(15:58 MBC南日本放送)
・【新燃岳】噴火警戒レベル3、入山規制を継続(7月2日時点)最高2800mまで噴煙上がる(16:20 UMKテレビ宮崎)
・新燃岳で噴火続く 噴煙2800メートルの高さに(17:13 NHK)
・鹿児島空港利用の各航空会社 全便欠航(17:29 NHK)
・●新燃岳「マグマ噴出に移行する可能性は否定できず」調査委員長(22:18 NHK)
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7月1日(火)
レポート
・6/27からの噴火が継続(16:00 気象庁発表)
・噴煙の高さは最大で火口縁上1300メートル
・火山性地震182回/日

ニュース記事(●:専門家による解説あり,◎:映像あり )
・新燃岳で連続噴火続く 噴煙1300m超 降灰は霧島市・姶良市方向に【降灰予報・詳細】鹿児島・宮崎(10:12 MBC南日本放送)
・◎霧島連山の新燃岳で連続噴火続く 1日朝に噴煙1300メートルまで上がる 噴火警戒レベル3継続(11:59 KYT鹿児島読売テレビ)
・◎新燃岳噴火5日経った現在も続く 噴煙1300mまで上がり降灰は霧島市や湧水町方面に 鹿児島(12:01 MBC南日本放送)
・●新燃岳「水蒸気噴火」だった可能性…より規模の大きな「マグマ噴火」への移行に注意を呼びかけ(14:15 読売新聞)
・【新燃岳】噴火警戒レベル3、入山規制を継続(7月1日時点)(16:07 UMKテレビ宮崎)
・◎鹿児島 新燃岳の噴火続く 噴火警戒レベル3を継続(17:39 NHK)
・◎新燃岳で噴火続く 火口から1300mを超える噴煙を確認(18:20 UMKテレビ宮崎)
・◎「噴煙の量が明らかに増えているように見えます」新燃岳 噴火が継続(19:00 MRT宮崎放送)
・◎新燃岳 噴火5日経った現在も続く 火山性地震も多い状態続く 降灰は霧島市・湧水町方面へ 鹿児島(19:39 MBC南日本放送)
・〈更新〉新燃岳 連続噴火収まらず――火山性地震は累計2700回超 十島村・諏訪之瀬島では御岳が2回爆発〈1日午後10時現在〉(22:52 南日本新聞)
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6月30日(月)
レポート
・6/27からの噴火が継続(16:00 気象庁発表)
・噴煙の高さは最大で火口縁上1200メートル
・火山性地震224回/日
・上空からの観測で、火口内の北東側で列状に並んだ複数の火孔を確認(気象庁)
調査研究機関による発表
・霧島山(新燃岳)の火山活動解説資料(気象庁)※PDFファイル
ニュース記事(●:専門家による解説あり,◎:映像あり )
・●◎新燃岳火口を上空から撮影「噴気がより多く」3日以上噴火継続「マグマ噴火に移行の可能性も」(11:57 MBC南日本放送)
・◎新燃岳噴火続く 噴火警戒レベル3の入山規制継続(17:20 NHK)
・●◎新燃岳では連続噴火が3日以上続く…専門家「このまま続くと大きな噴火に移行する可能性がある。避難のための備えを」(18:47 KYT鹿児島読売テレビ)
・●◎霧島連山の新燃岳 30日も噴火が継続 いまの状況は? ヘリから専門家が解説(19:09 MRT宮崎放送)
・【新燃岳 降灰予想】30日も噴火続く 午後6時~1日午前9時に噴火の場合 降灰は西に20~30kmへ(19:16 MRT宮崎放送)
・◎霧島連山・新燃岳 噴火続く 「火口から約3キロで大きな噴石に 約2キロで火砕流に警戒を」(19:17 KKB鹿児島放送)
・◎新燃岳 連続噴火がきょう30日も続く 割れ目から噴煙絶え間なく(20:22 MBC南日本放送)
・新燃岳が連続噴火、27日以降3日以上続いたまま――気象台が複数の火孔確認、増減繰り返す火山性微動は2400回超す〈30日午後4時現在〉(20:47 南日本新聞)
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6月29日(日)
レポート
・6/27からの噴火が継続(16:00 気象庁発表)
・噴煙の高さは最大で火口縁上1600メートル
・火山性地震119回/日
ニュース記事(●:専門家による解説あり,◎:映像あり )
・火山性地震は2190回超に――新燃岳7年ぶり噴火から1週間 霧島連山の地下深くが膨張、続くガス放出(6:01 南日本新聞)
・水で流そうにも片栗粉のように固まる――新燃岳噴火1週間、太陽光パネルに野菜に積もる火山灰…住民は冷静に警戒を続ける(11:42 南日本新聞)
・霧島連山・新燃岳で28日も噴火確認…28日未明から火山性微動発生、気象庁が噴石などへの警戒呼びかけ(13:38 読売新聞)
・新燃岳7年ぶり噴火1週間 噴煙1600メートル、依然活発(15:25 宮崎日日新聞)
・◎新燃岳噴火続く 3キロの範囲では警戒を(16:57 MRT宮崎放送)
・◎新燃岳噴火から1週間 噴火警戒レベル3「入山規制」を継続(18:00 NHK)
・◎新燃岳噴火続く 3キロの範囲では警戒を(18:02 MRT宮崎放送)
・◎新燃岳で48時間以上、連続噴火続く 引き続き警戒を 鹿児島(18:17 MBC南日本放送)
・新燃岳噴火から1週間 噴火活動は継続 噴石や火山灰に注意(18:30 UMKテレビ宮崎)
・●地下深くで一体何が?7年ぶり噴火の新燃岳 連続噴火続いても縮まらないマグマだまり、さらに深い地点から流入か 識者に聞く(21:29 南日本新聞)
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6月28日(土)
レポート
・前日(6/27)からの噴火が継続(16:00 気象庁発表)
・噴煙の高さは最大で火口縁上1200メートル
・火山性地震61回/日
・二酸化硫黄ガス4000トン/日
現地調査
・この日の噴煙は風下の南~南東方向に流れて、煙突の煙のようにたなびいていました。
・13時頃、噴煙の主軸の直下にあたる高千穂牧場(宮崎県都城市)で火山灰を採取しようとしましたが、降ってきませんでした。



ニュース記事(●:専門家による解説あり,◎:映像あり )
・●マグマだまり膨張か 「中長期的に備えを」新燃岳噴火(9:34 宮崎日日新聞)
・霧島山・新燃岳で噴火が続く 宮崎市周辺でうっすら降灰も(11:23 ウェザーニュース)
・◎新燃岳 噴火が続く 火山性微動は28日午前11時までに6回観測(12:09 MRT宮崎放送)
・◎新燃岳で30時間以上噴火続く 高千穂河原では火山灰がうっすらと 火山性地震は依然多い状態 鹿児島(17:57 MBC南日本放送)
・◎新燃岳 噴火が継続 火山性地震も観測 鹿児島(18:20 KTS鹿児島テレビ)
・噴火活動続く新燃岳 噴煙は火口から最高で1600メートルに(19:41 MRT宮崎放送)
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6月27日(金)
レポート
・10:25から噴火が継続(16:00 気象庁発表)
・噴煙の高さは最大で火口縁上300メートル
・火山性地震161回/日
・二酸化硫黄ガス4000トン/日
・高千穂河原の観測点でみられていた北西上がりの傾斜変動は前日(26日)から鈍化
現地調査
・午前中、これまでのところ風下になっている高原町にて調査と火山灰の採取を行いました。
・皇子原公園~ひなもり台のあたりは非常に細かい火山灰で薄く覆われていました。
・車が走るたびに地面に積もった火山灰が空中に舞い上がりました。途中、散水車とすれ違いました。





調査研究機関による発表
・新燃岳 2025 年 6 月 22 日噴火の火山灰構成粒子の特徴(産総研 地質調査総合センター)※PDFファイル
ニュース記事(●:専門家による解説あり,◎:映像あり )
・新燃岳の再噴火を確認、噴煙の高さは1000m…気象庁が大きな噴石などへの警戒を呼びかけ(9:11 読売新聞)
・霧島・新燃岳4日ぶり噴火 火山ガスは基準値内(10:08 宮崎日日新聞)
・◎新燃岳で噴火 気象台「連続噴火が続いている」 100mの噴煙 極めて少量(12:01 KYT鹿児島読売テレビ)
・霧島山・新燃岳が断続的に噴火 都城市や宮崎市内で降灰も(15:22 ウェザーニュース)
・霧島連山・新燃岳で連続噴火 噴石や火砕流に警戒を 鹿児島県(18:28 KKB鹿児島放送)
・●◎新燃岳 専門家と上空から確認 「マグマ噴火に移行する可能性も」 【鹿児島】(19:14 KTS鹿児島テレビ)
・●◎空からリポート!新燃岳の火口で新たな“割れ目噴火”か 今後”マグマ噴火”への移行は?火山の専門家が緊急解説(19:21 KYT鹿児島読売テレビ)
・【新燃岳 降灰予想】27日も噴火続く 午後6時~28日正午までに噴火発生の場合 降灰は50~80kmで都城市や日南市・串間市にも(19:50 MRT宮崎放送)
・◎霧島連山の新燃岳 噴火続く 火山灰や小さな噴石に注意を(19:51 UMKテレビ宮崎)
・霧島連山・新燃岳が連続噴火、宮崎県側に降灰 監視カメラ5台のうち2台での不具合も明らかに(22:47 南日本新聞)
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6月26日(木)
レポート
・早朝から高原町で降灰あり(09:05 気象庁発表)、噴煙は継続的に東方向へ(16:00 気象庁発表)
・噴煙の高さは最大で火口縁上1000メートル
・火山性地震320回/日
・高千穂河原の観測点で北西上がりの傾斜変動(23日から継続)

ニュース記事(●:専門家による解説あり,◎:映像あり )
・●新燃岳7年ぶりの噴火は「水蒸気噴火」か――専門家が噴出物分析 マグマ噴火へ移行する可能性指摘「活動の注視必要」(6:48 南日本新聞)
・霧島山・新燃岳で今朝早くに噴火か 周辺では降灰が確認される(9:43 ウェザーニュース)
・◎「新燃岳が噴火した模様」気象台発表 宮崎で降灰を確認 火山性地震多い状態が続く 鹿児島(12:06 MBC南日本放送)
・◎新燃岳「噴火発生したもよう」噴火警戒レベル3を継続 気象台(12:20 NHK)
・◎新燃岳 26日午後に2回の噴火発生 噴火警戒レベル3を継続(18:19 NHK)
・◎新燃岳 26日再び噴火 高原町で降灰 噴火警戒レベル3継続(18:33 NHK)
・霧島連山・新燃岳が4日ぶりに噴火 単発で2回、噴煙の高さは1000メートル 火山性地震続く(21:02 南日本新聞)
・新燃岳、また2回噴火 22日以来、入山規制継続(21:18 共同通信)
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6月25日(水)
レポート
・噴火は観測されず(16:00 気象庁発表)
・火山性地震343回/日
・二酸化硫黄ガス2100トン/日
・高千穂河原の観測点で北西上がりの傾斜変動(23日から継続)
ニュース記事(●:専門家による解説あり,◎:映像あり )
・◎新燃岳 火山性地震多い状態続く 噴火警戒レベル3を継続(19:33 NHK)
・【新燃岳】噴火警戒レベル3、入山規制を継続(6月25日時点)24時間の地震回数400回を超える(16:07 UMKテレビ宮崎)
・◎霧島連山の新燃岳 火山性地震が多い状態が続く 25日も午後5時までに248回観測 火山性微動も7回観測(19:00 MRT宮崎放送)
・◎新燃岳の噴火警戒レベル引き上げ 観光関係者は影響の長期化を懸念(19:00 MRT宮崎放送)
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6月24日(火)
レポート
・噴火は観測されず(16:10 気象庁発表)
・火山性地震845回/日に急増
・高千穂河原の観測点で北西上がりの傾斜変動(23日から)
ニュース記事(●:専門家による解説あり,◎:映像あり )
・〈詳報〉新燃岳 噴火警戒レベル引き上げ 火山ガスが検出なしから4000トンに急増 山体膨張を示す地殻変動に変化はなし(6:00 南日本新聞)
・●◎新燃岳「マグマ 地下の浅い場所までの上昇は確実」専門家分析(15:35 NHK)
・◎新燃岳のふもとの高原町 降灰で小中学校のプールが使えず(16:35 NHK)
・◎新燃岳 24日火山性地震が大幅に増加 気象台が警戒呼びかけ(17:23 NHK)
・◎新燃岳 火山性地震この24時間で600回超 地盤変動も観測(17:56 NHK)
・新燃岳の噴火警戒レベル3引き上げから一夜 近くの小学校でも警戒呼び掛け 火山ガス急増 霧島連山(18:36 KYT鹿児島読売テレビ)
・●◎霧島連山 新燃岳は水蒸気噴火か 火山ガス放出急増で推移を注視(18:38 NHK)
・●新燃岳噴火 「地下深くのマグマが火口方向へ移動した可能性」専門家が指摘(19:12 MRT宮崎放送)
・◎新燃岳噴火警戒レベル3に引き上げ 気象台「22日より大きな噴火の可能性も」地元住民は観光への影響懸念 鹿児島(19:48 MBC南日本放送)
・〈更新〉火山性地震が前日の10倍超へ急増――7年ぶり噴火した新燃岳、気象台「22日より大きな噴火発生の可能性」〈23日午後10時現在〉(23:25 南日本新聞)
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6月23日(月)
レポート
・噴火は観測されず(16:00 気象庁発表)
・火山性地震54回/日に減少
・二酸化硫黄ガス4000トン/日
・18:30に噴火警戒レベル2→3(入山規制)に引き上げ(気象庁)
・警戒範囲は新燃岳火口中心から3kmに拡大
調査研究機関による発表
・霧島山(新燃岳)の火山活動解説資料(気象庁)※PDFファイル
ニュース記事(●:専門家による解説あり,◎:映像あり )
・●〈詳報・新燃岳7年ぶり噴火〉住民が降灰を通報し噴火確認 警戒レベル2を維持 専門家、避難見据えた備え求める「マグマがたまっている」(6:30 南日本新聞)
・〈新燃岳7年ぶり噴火〉宮崎側へ降り注ぐ火山灰、立ち込める硫黄臭…観光業、活動の長期化や風評被害を懸念「早く収まって」(6:45 南日本新聞)
・◎霧島連山 新燃岳 22日夕方以降は噴火観測されず(12:59 NHK)
・◎新燃岳 噴火警戒レベルを3に引き上げ 警戒呼びかけ(19:08 NHK)
・◎霧島連山 新燃岳 噴火警戒レベルを2から3に引き上げ(20:05 NHK)
・新燃岳、噴火警戒レベル3に引き上げ 7年ぶり噴火、火山ガス急増(20:10 朝日新聞)
・●霧島連山の新燃岳 噴火警戒レベル3に 大きな噴石 火砕流に警戒(20:40 NHK)
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6月22日(日)
レポート
・16時頃、高原町で降灰(17:20に気象台が新燃岳噴火を発表)
・実際は15時台には既に噴煙が上がっていたとのこと
・噴煙の高さは最大で火口縁上500メートル
・火山灰は火口の東側(高原町、綾町、国富町、宮崎市)で確認
・噴火は17:55でいったん停止
・火山性地震416回/日を観測(前日56回)
・噴火警戒レベルは2(火口周辺規制)を継続


ニュース記事(●:専門家による解説あり,◎:映像あり )
・◎新燃岳が噴火 2018年以来7年ぶり 噴煙は宮崎県方向に流れる(17:00 MBC南日本放送)
・新燃岳7年ぶりに噴火(17:09 南日本新聞)
・◎霧島連山・新燃岳 7年ぶりに噴火 鹿児島(17:32 KKB鹿児島放送)
・新燃岳で噴火 午後6時前になって停止したもようも警戒継続(17:41 NHK)
・霧島連山・新燃岳が7年ぶり噴火…警戒レベルを2に引き下げたばかり(17:56 読売新聞)
・◎霧島連山 新燃岳で噴火発生 噴火警戒レベル2を継続 気象台(18:00 NHK)
・新燃岳が7年ぶり噴火 噴火警戒レベル2継続 宮崎・鹿児島県境(18:27 毎日新聞)
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謝辞
写真を提供いただいた方に厚く御礼申し上げます。
関連ページ
霧島火山(特に新燃岳)に関する情報を知りたい方へ【2025年6月27日公開】
新燃岳の本格的な噴火に備えて(特に霧島山周辺にお住まいの方へ)【2025年6月27日公開】
【参考資料】これまでの新燃岳の噴火について【2025年6月29日公開】
ページ作成:2025年7月4日
最終更新日:2025年7月24日