霧島ジオパーク推進連絡協議会は、今年4月に日本ジオパーク委員会へエリア拡大を申請し、8月には現地調査が行われました。9月28日行われた審査の結果、エリア拡大が認められ、霧島ジオパークは新たなジオパークとして生まれ変わりました!
今回の認定により、従来のJR3線(日豊本線、吉都線、肥薩線)で囲まれた霧島山周辺のエリアから宮崎・鹿児島両県の構成7市町の領域全体がエリアとなり、面積も約3倍となります。
エリア拡大により、これまで構成自治体内において分断されていた境界がなくなり、地域住民全体を包み込む領域がエリアとなります。また、人々の暮らす山麓までエリアとなることで、火山と人の暮らしとのつながりを示す場所や史跡など、これまでエリア外にあった地域の全体的なストーリーを説明する上で重要な遺産もサイトになりました。
霧島ジオパークは、今後も拡大したエリアで官民の事業者や地域住民とともに、「火山活動に合わせた持続可能なまちづくり」を進めてまいります。