霧島山(新燃岳)の噴火警戒レベルが3に引き上げられました

①気象台による発表

福岡管区気象台・鹿児島地方気象台は、霧島山の新燃岳の火山活動が高まっていることから、3月30日(日) 3:53、霧島山(新燃岳)の噴火警戒レベルを2の「火口周辺規制」から3の「火口周辺警報」に引き上げました。

気象台による解説情報によりますと、新燃岳では、3月 28 日頃から火口直下を震源とする火山性地震が増加しているなかで、本日(30日) 2 時頃から新燃岳近傍の傾斜計で山体の膨張を示す地殻変動を観測しているとのことです。気象台は、新燃岳火口中心から概ね4kmの範囲を警戒が必要な範囲としました。その他、気象台による防災上の警戒事項については、下記リンク先をご覧ください。

火山の状況に関する解説情報(2025年3月30日、福岡管区気象台・鹿児島地方気象台)

②自治体の対応

噴火警戒レベルの引き上げを受けて、各自治体により警戒区域及び立入規制に変更が行われました。下の規制図は宮崎県ホームページからの引用です。

新燃岳周辺の規制の変更点は下記のとおりです。

(1)立入規制区域

 ・新燃岳火口中心から概ね4kmの範囲(2km規制→4km規制に変更)

(2)利用できない登山道

上の図中、赤線で表示されている登山道は立ち入りが規制されています。
緑線で表示されている登山道については現在利用可能ですが、鹿児島県側からえびの高原へアクセスする道路は規制されています(宮崎県側からのえびの高原へのアクセスは今のところ可能です)。

③その他

その他、補足事項は下記のとおりです。

 ・新燃岳の噴火警戒レベルが3に上がったのは、2018年6月28日以来のことです(噴火は2018年6月27日以降発生していません)。

 ・霧島山(新燃岳)の噴火警戒レベルの上げ下げの判定基準はこちら(PDF)をご参照ください。

 ・えびの高原(硫黄山)周辺御鉢大幡池の噴火警戒レベル及び規制区域に変更はありません。

 ・霧島方面への来訪を計画される方は、県や各市町村から出される情報や最新の火山情報(火山登山者向けの情報提供ページ, 気象庁)、霧島上空の風向き(MRT宮崎放送のページ)等を事前にご確認ください。